脱臼の対応・治療・応急処置

脱臼の応急処置から回復まで
目次

脱臼について

 関節がはずれてしまう怪我のことを総称して「脱臼」と言われています。靭帯で支えられる関節が完全に外れた状態である脱臼(完全脱臼)とはずれきっていない亜脱臼とがあり、強い痛みを伴います。

怪我した状況によっては、脱臼などの他のけがを併発している可能性もあります。

二井院長

脱臼は治療も単純であり、早ければ早いほど施術後の回復も早い傾向にあります。迷わずご相談ください。

豊田市上郷接骨院における骨折対応と流れ

スポーツの怪我や外傷に強い当院でも、比較的多く、小さい子供が親御さんに抱えられてくるケース、スポーツ中の怪我や転倒による相談などで多い症状です。
比較的、筋肉靭帯の未成熟なやわらかい関節をもつ子供のうちは、起こりやすいけがでもありますので、親御さんはパニックになってしまいがちですが、落ち着いて、少しでも早くご相談下さい。

 接骨院の場合、脱臼に対して、緊急の対応と応急処置が可能です。
脱臼の治療は整形外科や病院の医師による診断を必要とします。しかし、脱臼の痛みの多くは、関節をはめることで大きな痛みを解消することができます。

柔整師による骨を正しい位置に戻す「整復」による応急処置が治療そのものとなります。

 当院では、その後、整形外科等の医療機関に紹介を送り、レントゲンなどを確認後、骨折の診断を医師から受ける流れとなります。

 脱臼だけの場合、整形外科において手術に至るケースは少なく、診断、関節をはめる整復後は、関節周りの靭帯や周辺の筋肉の損傷具合によって、治療期間が決まります。

 上郷接骨院では、豊田周辺の整形外科と連携を取り、症状・レントゲン等の情報を整形外科よりフィードバックしてもらうことで、より早くより的確より良い骨折への治療対応を提供させていただきます。

脱臼治療の流れ

STEP
まず、関節の状況を確認します。

 脱臼の場合、ほとんどのケースで、患部である関節の異常を目視で確認が可能で判断しやすい怪我の一つです。
強い痛みを感じているケースが多いので、外傷(怪我)などを複数抱えており、動かすことに注意を要するケースでない場合は、機器を使った検査より先に治療を進めることがあります。
 また、関節がはずれている時間が長いほど、周囲の靭帯や筋肉に炎症や腫れが生じ骨を戻しにくくなったり、周囲の靭帯を傷つけ、回復に時間がかかる傾向にあるため、応急処置を優先します。

STEP
脱臼との判断をした場合、応急処置を取ります。

脱臼、亜脱臼と判断し、関節をはめ元の位置に戻す施術が可能な場合は、「整復」を行います。
その後、シーネと呼ばれるギプス、包帯で患部の「固定」を行います。

STEP
豊田市内の整形外科を紹介させていただきます。

こちらで確認させていただいた内容で紹介状を書かせていただきますので、整形外科にて、より詳しい検査、診断を受けてください。
 その後の治療に関しても、整形外科の先生より提案いただけます。(手術をしない場合は、患部の予後治療の多くは当院で診るケースが多くなります。)

STEP
関節の状態と周囲の靭帯の損傷のケアを行います。
動かさずに骨折の早期回復ができます。

 主に、固定による骨の安定、超音波治療機器、立体動体波を用いて関節、周辺の筋肉、靭帯のケアを行います。
骨を支える筋肉靭帯神経に対する鎮痛効果だけでなく血行を促進させることで、脱臼の際に傷ついた関節や靭帯の回復を促進させます。
 ※予約優先制のため、長い時間を待つことなく施術、ケアを受けることができます。

まずは、ご相談下さい。

 関節のけがはちょっとした捻挫、突き指だと思っていても、強い痛みを伴うケースもあります。脱臼の場合は曲げられない、強く痛むのでわかりやすいですが、骨折、ひびなどの場合はわかりにくい場合もあります。腫れ、内出血が見られる場合は、早めにご相談ください。

二井院長

大事に至らないに越したことはありませんが、脱臼などの怪我は、きちんとケアをして周辺の靭帯で守ってあげないと癖になってしまうこともあります。

ご不安と痛みを悩み、我慢する前に、まず、ご相談ください。

骨折・脱臼の痛みもお任せください。
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